終活は家族への最後のプレゼント

去年祖父が癌になり、亡くなりました。祖父は、若い頃に大病を患い、生死の境を彷徨った経験があります。そのため、健康には人一倍気をつけていました。
そんな祖父ですが、3年前に植木を切るために脚立に登ろうとした際に、たった一段ですが足を踏み外して地面に落下しました。それをきっかけに、家に引きこもる生活が多くなり、人と会話をすることも少なくなりました。
すると、認知症になってしまい、段々と家での生活が難しくなり、施設で生活する日々が続きました。結局、最終的に去年癌になり亡くなってしまいました。
祖父は、突然認知症を発症してしまったせいで、身の回りの身辺整理は全くしていませんでした。
祖父は、銀行関係で仕事をしていたなごりで、退職してからも、お金のやり繰りは全て祖父が行なっていたようです。祖父一人でやり繰りしていた為に、重要書類や通帳などの大切な物を祖母は何一つ把握していませんでした。
そのため、祖父が認知症になってから亡くなるまでの期間、家族総出で祖父の部屋などを整理して、重要な書類などを掻き集めた苦い経験があります。
祖父が亡くなってからも、書類が整理されていなかったおかげで、相続関係で色々と手こずりました。
もしも祖父が元気なうちから、終活を行なっていたならば、かなり祖母を始め家族は大分楽だったと思います。
そんな経験から祖母は、この一年間で遺された家族のためを考えて、一生懸命終活を進めているようです。
書類や通帳などは、家族が分かるように決まった場所にまとめてくれています。また、身の回りの服や小物も少しずつ処分しているそうです。
私は、祖父の死をきっかけに終活の大切さを痛感しました。私はまだ20代ですが、いつ何が起こるか分かりません。ですから、私自身もいざ私が急死してしまった時に、旦那や子どもが苦労しないために分かりやすく身の回りの整理を行い始めました。
終活とは、遺された家族への最後のプレゼントだと私は思います。